大峰山と仏教伝来
役行者は大峰山を開山され、修験道の開祖と成られました。修験道は神仏習合の山岳宗教といわれています。
日本には、昔から日本人が信じてきた「神道」という民族の宗教があります。
また538年、大陸から「仏教」が伝わります。
共に排他性と独善性が少ないことから、日本において結びつきました。
大自然に対する共存や感謝の気持ちを大切にする「神道」と、
人間がよりよく生きていく為の生き方を教えてくれる「仏教」が、
日本において深く融合し、やがて「和」の精神を大切にするようになりました。
「大自然に生かされている」という、世界でも珍しい考え方をする様にに成りました。
2011年3月11日、東北地域を大きな地震と津波にみまわれました。
大きな苦しみ、多くの困難を抱えました。
深い悲しみの中でも、人々は互いに助け合い、食べ物を分け合い、
「和」の精神を大切に精いっぱいポジティブに生き続けます。
その姿に世界中から「日本人は素晴らしい」と多くの賞賛が贈られました。
日本人は大自然に生かされているという考えで、いつまでもネガティブに自然を恨むことなく、ポジティブに前向きに生きていく。そういう信仰観を持つ日本ならではの修行、
大自然と向き合う修行が大峰山の峰行
です。
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